ファイルタブを表示・非表示にするには

FILETAB(ファイル タブを表示)
FILETABCLOSE(ファイル タブを非表示)
AutoCAD 2014以降 / LT 2014以降
ファイルタブは、複数の図面を開いているときに素早く切り替えたり、保存などができます。
  • リボン表示の場合
    [表示]→[インターフェイス]→[ファイルタブ]
  • クラシック表示の場合
    コマンドラインに[FILETAB]、[FILETABCLOSE]を入力。
  • オプションからファイルタブの表示・非表示
    [オプション]→[表示]→[ファイルタブを表示]にチェック
    オプションからファイルタブの表示・非表示
FILETAB(ファイル タブを表示)コマンドを実行してもファイルタブが表示されない場合は、AutoCAD LTを再起動します。

ファイルタブにファイル名が表示されますが、その他にも「*」や「鍵」マークが表示されることがあります。 アスタリスク「*」マークがあるときは、最後の保存から修正されていることを示しています。 「鍵」マークがあるときは、読み込み専用ファイルとして開かれていることを示しています。
ファイルタブに表示されるマーク

ファイルタブのサムネイルを非表示にする

FILETABPREVIEW
AutoCAD 2014以降 / LT 2014以降
「ファイルタブ」機能が追加され、複数の図面をすばやく切り替えることができるようになり便利になったが、初期設定ではファイルタブの上にカーソルを置くとモデル空間、レイアウト空間の「サムネイル」が表示される。視覚的には一連のサムネイル表示で見やすいのかもしれないが、個人的には邪魔に感じます。
filetabpreview(システム変数)を変更すれば、「サムネイル」を非表示にして「リスト」表示に変更することができます。

システム変数:1(一連のサムネイルイメージが表示される)初期値
filetabpreviewシステム変数1(デフォルト)
システム変数:0(モデルとレイアウト名のリストが表示される)
filetabpreviewシステム変数0

ファイルタブ右クリックでファイル操作

ファイルタブを右クリックすると、新規作成、開く、保存、名前を付けて保存、すべて保存、閉じる、すべて閉じる、このタブ以外をすべて閉じる、などのファイル操作ができます。 また、図面ファイルの絶対パスをコピーしたり、エクスプローラーでファイルの場所を開くこともできます。 ファイルタブ右クリックでファイル操作 この中でも、「すべて保存」「すべて閉じる」「ファイルの場所を開く」はよく使う機能なので覚えておくとよいでしょう。