計測寸法値を書き込み寸法値として置き換える

寸法の値(計測値)を他の寸法へ置き換える場合、文字編集コマンドを使用して寸法値を変更することがあると思います。

寸法の値(計測値表示< >)を他の寸法へ置き換える時に文字編集コマンドでコピー/貼り付けしても計測値(< >)が反映されコピー元の数値が反映されません。
例えば「支間長 27000」の部分を、「支間長 46000」に置き換えたいとき、「支間長 46000」を文字編集でコピー、貼り付けをしても計測値(< >)で表示されるため「支間長 27000」と表示されます。
計測値「<>」を新たに打ち直しても良いのですが、編集箇所が多いと面倒なので簡単に寸法値を置き換える方法を記しておきます。


【手順】
  1. 文字編集コマンドやダブルクリックで編集を使って寸法オブジェクトの寸法値(計測値)をコピーします。
  2. 寸法のオブジェクトプロパティの「寸法値の優先」に貼り付けると、計測値が書き込み値として上書きされます。
  3. 寸法値の優先に張り付ける



この方法は、autocad lt2005ではできなかったが、autocad lt 2007以降では可能。
寸法値をダブルクリックでの編集はautocad lt 2012以降のようです。