「開く」や「名前を付けて保存」でダイアログ ボックスが表示されない

1.システム変数「FILEDIA」で表示させる方法

AutoCADで「開く」や「名前を付けて保存」をするとき、ファイルのダイアログ ボックスが表示されずコマンドラインに直接ファイル名を入力するようになってしまうことがある。
 LISPプログラムやマクロ、スクリプトの処理でダイアログ ボックスの表示のオン/オフが切り替わってしまうことが原因だと考えられる。
 このダイアログ ボックスの表示のオン/オフをコントロールしているのが、システム変数「FILEDIA」です。
システム変数「FILEDIA」の値を「1」に設定すると、「開く」や「名前を付けて保存」で通常表示されるダイアログボックスが表示されるようになる。


2.「~」(チルダ)で表示させる方法

コマンドラインにファイル名を入力するよう求めらる場所に、キーボードから「~」(チルダ)を入力しても、ファイル選択のダイアログ ボックスが表示される。