マルチ引出線よりクイック引出線・引出線記入コマンドを使用しよう

AutoCAD LT 2008から使える「マルチ引出線」は、従来の引出線に比べてプロパティを細かく設定でき便利に感じるが、AutoCAD LT 2007以前のバージョンで、「マルチ引出線」が使用された図面を開くと困ったことになる。
AutoCAD 2007 以前のバージョンで開いた際には、「プロキシオブジェクト」ととして扱われ、表示は正しく行われるが、移動も分解もできず削除しかできない。

取引先が下位バージョンを使用している場合も考えられるので、 AutoCAD 2007 以前のバージョンから使えるクイック引出線 (QLEADER コマンド) または引出線記入 (LEADER コマンド) のいずれか使用をお勧めする。